マイクロノベル

漫画を読んでいたら巻末に「マイクロノベル」なるものがついていた。説明はなかったがスマホ1画面に収まるくらい短い小説らしい。

 

いいな、私もやってみよう

 

「この本貸して」

「いいよ」

何となしに返答があった。

ああよかった、また会ってくれる。

本棚から文庫本を抜き取り、表紙を撫でた。

以上